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攻撃的日記

いい大人になりつつあるので、あせらずにいい加減大人になろうと思います。

軍隊的な前職の話。

20代サラリーマンの独り言

前の職場について書いていこうと思う。

今は転職したのが、前の職場の話を書こうと思う。

 

前の職場は、パ○○コ業界最大の店舗数を持っている職場であった。

 

今までやったことがないのになぜその会社を選んだかというと、

・福利厚生がしっかりとしているから
・今までの自分の知識を変えたかったから
・実家から出たかったから(ずっと実家に暮らしているのもどうかと思った当時の私の考え)
・人数も多かったから


あとはなんとかなるっしょ!

みたいなノリでやっていたのである。
今考えてみれば、安易な考えであったなぁ・・・・

3月31日と4月1日

3月31日
そう。前日まで趣味である野球観戦をして、
たくさん遊んでいたんだよね。野球を見て憂さ晴らしをして、明日に備えていた。
ただ、不安だった部分があって時間を迎えてほしくなかったんだよね。
まだ、その時は「学生」だったし何とかなるっしょって思って。

4月1日
その日の朝は雨だったのは覚えている。
薄暗い中で迎えた4月1日。
「学生」から「社会人」になったのである。
実感なんてないよそりゃ。

ひげをそって、スーツに着替えて、
研修を行う施設まで新幹線を引き継いで乗る。

その時仙台駅で自分を見送ってくれる人がいたが、
特に深い感情とかもなかった。というか、深い感情が出てしまうと絶対に泣いてしまうから。
淡々と笑顔で新幹線に乗った覚えがある。

新幹線を乗るにつれ、スーツの集団が多くなってきている。

「あー。みんな同じところに行くんだなあ」
という妙な安心感にかられる。

研修施設の最寄駅に到着。
スーツ集団がドーンと降りてきて、マイクロバスに揺られ揺られ研修施設に到着。

自然とマイナスイオンがたんまりある施設だが、ここから脱走はできないなあと感じた。

ここで覚悟を持って研修施設に足を踏み入れた。

 

4月1日で感じた気合の入れ方。

施設に踏み入れた瞬間、鳥肌が立った。
自分が社会人として生活をスタートするんだという決意と、
ここから後戻りできないという覚悟を感じたのだ。

そして自分が過ごす部屋に行く。
常に男3人がいて自分が最後についたみたい。

そこでおたがいに出身地を聞くと東京、千葉、大阪と都会出身の人が多く、
新鮮的だった。

時間がたってトレーナーの方々に呼ばれて、研修施設に移動した。
男30人にトレーナーが3人。全員男で、びっくりした。
女の子はいないものかと思ってしまった。


初日、一番最初にやったことは、服装頭髪チェック。

「社会人として最低限の身だしなみをしないと恥ずかしいよ」と言われ、一人一人をチェック。

しっかりと基準を乱すものをいれば、チェックをはじかれるものもいる。
そして自分の出番になる。

じーとトレーナーに睨み付けられるような感じで見られ、こっちに緊張感が走る。

トレーナー:「はい、じゃベルトみせて。」

俺:「はい。(なぜベルト?)」

トレーナー:「はい、このベルト劣化しているね。違うベルトはないの?」

俺:「すいません、ないです。」

トレーナー:「立っていなさい」

それ以外にも朝しっかりと剃ったヒゲに対しても、
しっかりと剃っていないといわれた。

「お前ら、舐めた態度をとってはいけないよ」

「厳しいことを言うけど、今日から君は社会人だ。昨日までの学生と違う。責任を伴うものがでてくるだろう。だからこそ舐めた態度をとってはいけない。だから我々も厳しく態度をとっていく。それについていくように。」

その当時は厳しい人たちだなぁと思ったが、
今思えばたしかに当たり前のことを言われた。

その当時からすれば、
「ベルトの劣化ひとつでそんなに怒る?」って感じでいた。

 

接客業などでお客さんを前にして、対応をする。
そこで対お客に対して不快な思いをさせてはいけないという“基準”を設けてくれたのだろうと今になって思ってきた。

軍隊が始まる。

軍隊が始まる。1日目からやられつつあったところだったが、
2日目以降をもっと凄かった。「手をしっかり合わせて五指をそろえる!」
「布団のたたみ方が違うからいちからやり直し!」
「起立って言われたら椅子を引いて、たって指をそろえるまでしっかりと間がないように!」
「スリッパや靴などはしっかりとそろえること。次のことを考えるように!」
「声が小さい!やりなおし!」その当時の自分からすれば、「なんでこんなに細かいんだよ!」って思った。


当時の回想。

トレーナーも怖かったし、なんもいえなくっておどおどしていた。
ただその一方で同じ仲間と同じ釜の飯を食べることが、できて楽しい時間を過ごすことができたのも事実である。

一番印象的だったのが、「俺たちは、君らを育てたいんだ。社会人として、他の場所に行ってもしっかりと活躍できる人間になってほしいんだ。そのためのだけなんだ。」正直、最初のそのトレーナーは本当に怖かった。
常に淡々としていて、話しかけるなオーラがあった。ただ内に秘めたものが伝わってきてその日以来、怖かった印象から、この人についていこうと思っていた。

 

1週間の研修が終了。

1週間のトレーニングが終わり、最終日、1週間のハイライトを思い出すムービーが流れた。
300人が入る施設に、みんなが食い入る中、この1週間を思い思い振り返っていた。
自分はそのムービーを見て泣いてしまった。そしたら周りも泣いている人が多かった。
声に出してまで泣いている人もいた。そこからおのおのの店舗に行くことになるのだが、
4月1日に降り立ったあの駅から今度は移動することで、一抹の寂しさを覚えた。

またあの研修をやりたいかといえば、正直もうやりたくない。(笑)

ただ今振り返ってみてあの研修はやってよかった。